2009年3月28日土曜日

暑がりなハエと寒がりな私

朝日コムで発見
------------------------------------------------------------------------------------------------

「暑がり遺伝子」を発見 ハエで実験、京大チーム

 温度が高い所を避けて低い所で活動するのを好むようになる「暑がり遺伝子」を、京都大の梅田真郷教授のチームがショウジョウバエの実験で特定し、27日付の米科学誌サイエンスに発表した。

[Asahi.com] http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032601001111.html

[Science] http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/323/5922/1740

------------------------------------------------------------------------------------------------

 アブストしか読めないので詳細はわかりませんが、とってもスタンダードな分子遺伝学的アプローチ(変異体スクリーニング-->原因遺伝子マッピング&クローニング)の研究のようです。
 もはややりつくされたかに思われた、ショウジョウバエの遺伝学でも、まだまだ面白いスクリーニングはできるもんですねー。大学院で遺伝学ドップリの研究室にいた身としては、大変ワクワクする記事でした。

 そして、その昔、基生研の長谷部先生とお話した時に言われた、「人が"おっ"と思うよう研究をしないとダメだよ」という言葉をなんとなく思い出しました。当時、僕は「なるほどー」と感心したものですが、一方で「世間受けを気にするサイエンスは邪道だ~」という意見の人もいたりして、そんな話で盛り上がったことを懐かしく思います。

 今の仕事でも、「自分が面白く思う企画」は必ずしも「実際に売れるモノ」では無いですから、両方の間でうまくバランスを取りながらやっていくのが大人の知恵なのでしょう。